深夜の高速、湯気とともに現れる小さなご褒美 高速道路を走っていると、不思議と腹が減る。特に深夜帯になると、選択肢は一気に少なくなる。コンビニ飯か、眠気覚ましの缶コーヒーか。でも、大井パーキングエリアにはもう一つの選択肢がある──自動販売機のラーメンだ。 正直、最初は「まあ、話のタネに一杯」と軽い気持ちでボタンを押した。でもフタを開けた瞬間、湯気と一緒にしょうゆの香りがふわっと上がってきて、思わず立ち止まる。あの香り、意外と侮れない。