◆ 日本における理容室の歴史
■ 江戸時代:「髪結い」が始まり
もともと日本では「髪結い職人」が、武士や町人の髪を結ったり整えたりしていました。これは今の理容師の前身ともいえる存在です。男性はちょんまげ、女性は複雑な髪型を結っていたので、高度な技術が必要とされていました。
■ 明治時代:西洋文化の影響で“散髪”が登場
明治維新後、西洋文化が流入し、日本人も髪を切るようになります。1872年に「断髪令」が出され、男性が長髪をやめ、短く整える文化が広まりました。これにより“散髪屋”と呼ばれる現在の理容室の元祖が登場します。
■ 大正〜昭和初期:「理容」という言葉の誕生
「散髪屋」という呼び方から「理容業」という正式な呼称へと変わっていきます。国家資格である「理容師免許」が導入され、衛生面・技術面ともに整備されていきました。また、髭剃りや顔そりといった理容室ならではのサービスも広まります。
■ 戦後〜高度経済成長期:身だしなみの文化として定着
スーツやネクタイと同じように、月1回理容室に通うことが社会人男性の習慣に。テレビや雑誌の影響で、髪型に対する関心も高まり、スタイル提案が始まったのもこの頃です。
■ 現代:伝統とトレンドの融合
今では「フェードカット」「バーバースタイル」などが再注目され、クラシックな理容の技術が若い世代にも人気。清潔感のあるビジネススタイルから、おしゃれで攻めたスタイルまで幅広く対応できる理容室が増えています。
◆ 理容室と美容室の違いは?
簡単にいうと、
- 理容室:刈る・剃る(主に男性向け)
- 美容室:結う・飾る(主に女性向け)
…と役割分担されてきましたが、現在ではその境界はあいまいに。とはいえ、シェービング(顔剃り)など国家資格が必要な施術は理容室の強みです。
気軽に立ち寄れる街の身だしなみスポットとして、理容室は今も進化中。
ちなみに、ヒロ銀座のような「伝統 × 現代スタイル」を兼ね備えた理容室は歴史を感じながらも今っぽく整えてくれる、まさに“今”の選択肢です。
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