「床屋」という言葉、普段何気なく使っていませんか?
でもよく考えると、なぜ“床”なのか気になりますよね。
今回は、この素朴な疑問を解き明かします。
「床屋」という言葉の語源は、江戸時代にさかのぼります。
当時、髪結いや髪剃りを行う職人たちは、「髪結床(かみゆいどこ)」という場所で仕事をしていました。
この「床(どこ)」とは、今で言う“セットされた施術スペース”や“座る場所”のことを指しています。
つまり、「髪を整えるための場=床」が語源となり、そこで働く職人を「床屋」と呼ぶようになったのです。
この表現が広く定着し、今でも理容室のことを親しみを込めて「床屋」と呼んでいます。
また、当時の床屋は単に髪を整えるだけでなく、顔剃りや耳掃除、時には軽い医療行為まで行っていました。
サインポール(赤青白のくるくる)にもその名残があり、理容と医療の名残を象徴しているとも言われています。
現代では「バーバー」や「理容室」という言葉も使われるようになりましたが、「床屋」という言葉にはどこか懐かしく、温かい響きがあります。
〒105-0004
東京都港区新橋1-11-4三栄ビル1F
TEL03-6274-6927
銀座線新橋駅の3番出口から徒歩10秒
JR新橋駅銀座口から徒歩1分
銀座駅徒歩5分
汐留駅徒歩2分
【銀座】【新橋】【新橋銀座口】【汐留】【内幸町】【虎ノ門】【築地】【日比谷】【勝どき】【京浜東北線】【東海道線】【浅草線】【銀座線】【山手線】