理容室の前でよく見かける、赤・青・白のくるくる回るサインポール。
あれがあると「ここは理容室だな」とすぐにわかりますよね。
でも、このサインポールには意外と知られていない深い意味があるんです。
サインポールの起源は中世ヨーロッパにまでさかのぼります。
当時の理容師は髪を切るだけでなく、外科処置や抜歯までも行っていました。
赤は動脈、青は静脈、白は包帯を表していると言われています。
つまり、サインポールの色には「血と治療」が関係しているというわけです。
また、棒のようなポール部分は手術中に患者が握っていた杖をイメージしているとも。
それを表すためにらせん状の柄が巻き付けられるようになりました。
これが現在のデザインのもとになっています。
では、なぜそれが現代の理容室に残っているのでしょうか?
実は19世紀後半から20世紀初頭にかけて、理容と医療が分かれるようになってからも
このサインポールだけは「理容師のシンボル」として受け継がれたのです。
日本では、戦後に理容店の目印として本格的に普及しました。
今ではすっかりおなじみの存在ですが、その背景には長い歴史とストーリーがあるんですね。
ちなみに、国によっては色の組み合わせが異なることもあります。
アメリカでは赤・白・青の3色、日本では青が強めに出ていることが多いです。
何気なく見ていたサインポールにも、実は深い意味が込められていたこと
少し知るだけで、理容室の前を通るのが楽しくなってきませんか?
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