夜の街を見渡せる場所まで足を運ぶと、昼間とはまったく違う表情が広がっていた。無数の光が規則正しく、そして不規則に瞬きながら続いていて、その一つひとつに人の暮らしがあるのだと思うと、不思議と心が落ち着いた。静かな夜風に包まれながら眺める夜景は、時間の流れをゆっくりにしてくれるようで、日常の忙しさや考えごとが少しずつ遠ざかっていくのを感じた。ただ光を眺めているだけなのに、気持ちがリセットされて、また明日から頑張ろうと思える。夜景には、そんな不思議な力があると改めて感じたひとときだった。