男の髪型で「強さ」と「色気」を一つにまとめるのは簡単ではありません。
濃いシルエットを出しすぎるとガチすぎてしまい、柔らかく寄せすぎると物足りなくなります。
今回紹介する束感パーマスタイルは、そのバランスが絶妙に整っているため、男性からも女性からも高評価を得やすい仕上がりです。
トップにボリュームを集めた形で、サイドとネープはタイトに絞ったフェード気味の厚み調整をしています。
これによって、首まわりがスッキリ見えるため、Tシャツでもタートルネックでもシルエットがカッコよく決まります。
横から見た時の立体感も大きな武器で、アクセサリーやサングラスとの相性が抜群です。
ポイントになるのは、ランダムに動くウェーブと、さりげなく光を拾うメッシュです。
派手すぎるブリーチではなく、細いラインを散らすことで、動きの向きがはっきりして立体感が濃く出ます。
髪質が硬めでも柔らかめでも再現しやすく、直毛の男性でもしっかりカール感が生まれるように調整しています。
スタイリングは驚くほど簡単です。
タオルドライの後にワックスをなじませるだけで、濡れ質感と束感が自然に決まります。
セットに時間をかけられない男性でも「毎日キマって見える」のは大きなメリットです。
アイロン操作も不要なので、朝の時間を奪いません。
このスタイルは、相性のいいファッションの幅が広いことでも支持されています。
ストリート系のブラックコーデでも、スポーティなカジュアルでも、シンプルな無地Tでも存在感が出ます。
髪型が主役になって、全体のスタイリングを底上げしてくれるような魅力があります。
さらに、ビジネスシーンにも寄せやすいのが強みです。
前髪を軽くアップにしてシルエットを整えるだけで、スマートな雰囲気に変わります。
遊び心と清潔感のバランスが高いため、年齢を問わず挑戦しやすいデザインです。
理容室では、一人ひとりの骨格に応じて、カールの強弱、束の太さ、メッシュの配置をカスタムしています。
同じパーマでも巻き幅を数ミリ変えるだけで印象が変わるため、雰囲気に合わせた似合わせを重視しています。
強めに攻めたい男性も、自然に色気を寄せたい男性も、どちらの方向でも調整可能です。
髪を変えると、ファッションが変わる。
ファッションが変わると、視線と自信が変わる。
そのきっかけになる髪型として、この束感パーマは圧倒的におすすめです。
雰囲気を一段引き上げたい男性は、ぜひ挑戦してみてください。
必ず新しい自分が見つかります。
