今回は、「人との距離感」についてお話ししようと思います。
人と関わる上で、距離感はとても大切なものだと思っています。
けれど今の時代、
Z世代という言葉が生まれ、
ハラスメントについても以前より厳しく意識されるようになり、
その分、距離感をつかむことが、より難しくなったと感じることがあります。
近づきすぎると踏み込みすぎてしまう。
離れすぎると冷たく見えてしまう。
そのちょうどいい場所を見つけるのは、簡単ではありません。
友達同士でも、
距離が近くなりすぎると関係が壊れてしまうことがあります。
信頼しているはずなのに、
大切に思っているはずなのに、
なぜかうまくいかなくなる。
それはきっと、
「分かりたい」という気持ちが、
いつの間にか「分かったつもり」に変わってしまうからなのだと思います。
優しさも、同じです。
相手のためを思って言った言葉や行動が、
相手にとっては踏み込みすぎに感じられる瞬間があります。
優しさと踏み込みすぎの違いは、とても曖昧です。
でも一つ言えるのは、
優しさには「余白」があり、
踏み込みすぎには「正しさ」が多いということ。
「こうした方がいいよ」
「あなたのためだから」
その言葉の裏に、相手の選択を奪っていないか。
そう立ち止まって考えることが、
距離感を守ることにつながるのだと思います。
正解は、一つではありません。
人によって、心地いい距離は違います。
だからこそ大切なのは、
相手をコントロールしようとしないこと、
そして、自分の正しさを押し付けないこと。
近づきすぎず、離れすぎず。
相手が呼んでくれた分だけ、少し近づく。
そのくらいの距離感が、
長く、穏やかな関係をつくるのかもしれません。
人との距離を大切にしながら、丁寧な関わりを心がけています。
