夏になるとお客様から「頭皮の匂いが気になる」という声をよくいただきます。実はこの季節特有の頭皮のにおいには、いくつかの原因があるんです。今回はその理由と対策について、床屋目線で分かりやすくご紹介します。
まず大きな原因は「汗と皮脂の増加」です。暑くなると汗腺や皮脂腺が活発に働き、頭皮には汗と皮脂が多く分泌されます。これが毛穴に詰まったまま放置されると、雑菌が繁殖しやすくなり、においのもととなってしまいます。
さらに夏は紫外線やエアコンの影響で頭皮が乾燥しやすくなり、皮脂の過剰分泌を招くことも。乾燥→皮脂分泌→毛穴づまり→においという悪循環に陥りやすいのです。
また、洗髪の仕方にも原因があることが多く、シャンプーのすすぎ残しや、洗いすぎによる乾燥もにおいの元になります。「毎日洗ってるのに匂う...」という方は、洗い方や使っているシャンプーが合っていない可能性も。
当店では、頭皮の状態に合わせた炭酸スパやクレンジングシャンプーもご用意しています。特に夏場は、頭皮ケアを意識するだけで清潔感もグッと上がりますよ。
自宅でできるケアとしては、「しっかり乾かす」「ぬるめのお湯で洗う」「低刺激のシャンプーを使う」ことが基本です。頭皮も肌と同じように、丁寧なケアが大切です。
頭皮の匂いが気になる方は、ぜひ一度プロによるケアを体験してみてください。夏も爽やかな印象で過ごしましょう!