ヘアカットはただ髪を整えるだけじゃない。
その日の自信をつくり、その人の人生の“節目”に寄り添う仕事だと思う。
写真に写るのは完成した姿だけでも、その裏側には、緊張や期待、未来への歩みみたいなものが詰まっている。
その心の動きに最も近い距離で関われるのが、理容師という職業の醍醐味。
髪を整えながら冗談を言い合ったり、少し真面目な話をしたり。
そんな時間の積み重ねが、当日の仕上がり以上に心に刻まれる瞬間になる。
“任せたい”と選んでもらえること自体が、何より嬉しいし、責任と誇りを感じる。
人生に直接触れられるこの仕事は、やっぱり天職。
これからも一人ひとりの“特別な日”に寄り添える理容師でありたい。
