なぜこのスタイルがかっこいいのか? vol.3
今回は、写真のような「重さを残した強めパーママッシュ」について。
ラフなのに雰囲気があり、パーマの魅力を最大まで引き出したスタイルです。
僕なりの視点で「なぜこの髪型が圧倒的におしゃれに見えるのか」を、4つのポイントで解説します。
① “重さ”を味方につけた大人の色気

前髪とトップにあえて重さを残すことで、艶と深みのある雰囲気が生まれます。
毛先の動きだけで成立するスタイルではなく、
“面の重さ × カールの軽さ”のコントラストが、独特の色気を作っています。
強めパーマなのに、上品にまとまって見える理由はここにあります。
② 左右非対称の“流れ”が雰囲気の正体
顔周りをやや左に流すことで、骨格補正と洒落感を同時に出しています。
この非対称の動きによって、
顔の余白が減り、小顔効果がグッとUP。
また、写真のようにメガネとの相性も抜群で、知的さと柔らかさを両立できるデザインです。
③ 強めパーマでも清潔に見える“サイドの締め”

強めパーマは横が膨らむと一気に野暮ったく見えます。
そこで、サイドと襟足はタイトに処理。
上はボリューム、横は締まりというメリハリがあるからこそ、
どの角度から見ても清潔感と立体感が際立ちます。
「パーマしたいけど清潔感は絶対欲しい」という方に最適なバランスです。
④ セットが楽なのに“やってる感”が出ない

強めのカールがあるため、スタイリングは本当に簡単。
ドライ後にオイルやジェルを揉み込むだけで完成します。
それなのに、手間をかけたような立体感がしっかり出るので、
朝のセット時間を短くしたい方にも最高の選択肢になります。
まとめ:強めパーマを“上品に”楽しむ最強スタイル
重さ・動き・雰囲気のバランスが絶妙で、
「パーマの良さを最大限活かしたい」「雰囲気のある髪型に挑戦したい」
という方には特におすすめのデザイン。
骨格や髪質を見ながら、あなたに似合う強さ・重さに調整します。
【松生竜宝|HIRO GINZA 青山店 副店長】
骨格補正パーマ、重めマッシュ、質感カットが得意です。
初めてのパーマ、強めパーマに挑戦したい方も、ぜひ一度お任せください。
